日本のCO2の排出量の削減は来年から可能日本のCO2の排出量を60~80%削減するには2009年から可能七日に開幕する洞爺湖サミットですが、福田首相が 再び非現実的な提案をしようとしています。 ~~~~~以下引用~~~~~ 温暖化対策主要テーマに 環境立国日本の手腕は 温暖化対策で焦点となるのは、温室効果ガスの排出削減を めぐる長期目標の設定だ。 昨年のハイリゲンダムサミット(ドイツ)では、日本が 「2050年までに世界の温室効果ガス排出を半減する」 とした意欲的な「クールアース50」を提唱。 参加各国は「真剣に検討する」と申し合わせた。 日本は今回のサミットで、この目標をG8各国の合意として 格上げさせたい考えだ。 このため、議長を務める福田康夫首相は 「2050年までに自国の排出量を60~80%削減する」 との日本の決意を内外に示すことで、温室効果ガスの削減に 向けた議論を主導する構えだが、米国は2025年に自国の 排出増をゼロにすることを表明したばかりで、 「2050年に半減する」との長期目標には否定的だ。 2008.7.5 09:55 産経ニュース ~~~~~以上引用~~~~~ CO2の排出量を60~80%削減する??? どうやって??? 人間が活動をすればCO2の排出があるのは当然! 自然エネルギーといっても、ソーラパネルや風車や燃料電池機関を CO2の排出無しに作るのは不可能。 したがって、現在の電力をすべて、太陽光・風力等自然エネルギーに替え、 内燃機関を燃料電池に替えた所で、せいぜい削減できるCO2は 半分にもならないのでは??? 幸いにして、日本はCO2の元凶とも言うべき、 化石燃料のほとんどを輸入に頼っています。 すなわち、化石燃料の輸入を60~80%削減すれば 2050年まで待たなくても2009年から可能! ただ、削減するだけなら、わざわざ2050年まで 待つ必要は無いでしょう。 待つ理由が解りません??? 美加。さんがこんな記事を書かれています。 環境サミット@TVが何か連呼する時甚大な国益が失われる 私も以前こんな記事を書いています。 京都議定書から離脱せよ 大体、京都議定書の排出目標すら達成できないのに、 新しい目標を提案してどうするのでしょう??? できもしないことは、「出来ない」と はっきり言いましょう! それ以前にCO2が温暖化の原因かどうか、 ハッキリしていません。 かつて現在以上にCO2の濃度が高く、 地球全体が温暖だった時代があります。 その頃は、北極南極も緑に覆われていたといいますが、 では赤道付近は・・・今より多少暑かった程度です。 CO2により温室効果が現われるのなら、 地球全体の気温が平均化して、 寒暖の差がなくなるはずですが・・・ 最近の気候を見る限り、 寒暖の差が大きくなっているような気が・・・ 本当にCO2が温暖化の原因なんでしょうか? 恐ろしいのはCO2を原因にして、 原発が推進されようとしていることです。 ~~~~~以下引用~~~~~ CO2排出しない原発 温室効果ガスの排出削減と並行して進めなければならないのが、 エネルギー政策だ。 発電時に二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを発生させる 石炭・石油などの化石燃料への依存度をいかに減らし、 持続的な成長を達成するかが問われている。 このためには発電過程でCO2を排出しない原子力発電の 積極的な活用が欠かせない。 太陽光や風力などの再生可能エネルギーも有望だが、 こうしたエネルギーは日本の発電量の1%程度にとどまっている。 原子力発電の安全性を高めながらその普及を 進めることが何よりも重要だ。 2008.7.5 09:55 産経ニュース ~~~~~以上引用~~~~~ 原発の危険性については以前も書いています。 原発は巨大プロジェクトです。 兆単位の資金がつぎ込まれることもあります。 一部の政治家の私欲のために、 地球を身売りすることは避けたいものです。 最終更新日 2008年07月05日 |